大阪市平野区長吉六反の歯医者 たかはし歯科医院

予防歯科

歯の治療は治すことではありません。

歯の治療は歯を削って詰め物や被せ物で失った部分や削った部分を補います。しかしそれは歯を健康な状態に戻したわけでも、ましてや再生したわけでもありません。
これ以上むし歯が進行しないようにし、見た目を整えただけなのです。つまり、歯を治療で治すことは不可能なのです。特に歯の神経まで進行してしまったむし歯は根管治療を行いますが、その歯をその後一生使う事はかなり大変です。

歯周病も重度に進行してしまうと、治すのが非常に難しくなり、外科治療が必要になるケースも出てきます。そして、歯を失う一番の原因は、むし歯ではなく歯周病の進行により歯が抜け落ちてしまうことが原因です。 虫歯も歯周病も初期の状態では自覚症状もほとんどないので、気づいた頃には激しく痛んだり、抜歯が必要になったりすることも少なくありません。

ですので、治療を受ける際、治療法にはどのような選択肢があるのか、また保険適用外となる場合はどの程度の費用が必要なのかなど、わかりやすく丁寧にご説明いたします。患者さまがご納得、ご安心いただいてから治療をスタートいたします。

歯を失わないために

そこで歯を失わないようにするため、一番大切なのは予防です。
欧米では予防歯科は一般的に普及しており、日本でも普及してきましたが、まだ一般的に認知されているとは言えません。
予防歯科が根付いている欧米では日本人に比べて歯がとても健康です。
日本人は80才の時点での歯の残存本数が平均7本に対して、アメリカでは平均16本、歯の先進国といわれるスウェーデンでは平均19本という調査結果もあります。

歯がなくなってしまえば取り返しはつきません。
この機会にぜひ定期健診に通ってください。

小児歯科

子どもの歯は大人の歯とまったく違います。ですので、お子様の成長・発育にあわせたむし歯予防や治療、歯周病予防、そして歯並びやかみ合わせの治療などが必要です。
どうせ生え替わるからと治療しないでおくと、生えかわる永久歯の歯ならびが悪化したり、虫歯になりやすくなります。

お子様の歯の病気を予防することは、当院の重要な使命であると考えています。子どもの頃にしっかりと予防していれば、大人になっても虫歯や歯の病気にはなりにくくなります。 もしお子様が虫歯になってしまっても、自分から歯科医院へ行きたがるお子様はいません。常にご両親がお子様の歯を気にかけてあげることが大切です。 また、小さいころより予防で歯医者に通う習慣をつけておくと、大人になっても歯医者への抵抗がないまま定期的に通う習慣をつけることができますので、健康な歯のまま生活していただけます。